アクセシビリティガイドライン

アクセシビリティとは、障害のある方も使用できる製品やサービスのデザインを実践することです。 車椅子用のスロープ、横断歩道の音楽、標識の点字などはより多くの人を手助けするためのアクセシビリティ上の配慮です。

車椅子用のスロープ
横断歩道の音楽
点字

アクセシビリティは物理的な世界に限定されませんーオンライン体験も利用しやすく設計することが可能です。 最近の統計によると、26%以上の人が何らかの障害を抱えているとされています。 Roblox のバーチャル空間をアクセスしやすく設計することでより多くの方々に楽しんでもらうことができます。

テキストサイズ

ユーザーは小さな文字を読みづらく感じる場合があります。 以下のバーチャル空間ショップメニューにぼかしを入れ、視覚に障害のあるユーザーにどのように見えるかをシミュレーションしましょう。


小さいフォントのラベルのサイズを大きくすると、すべてのユーザーにとってわかりやすくなります。

色のコントラスト

ユーザーは、明るい背景に明るい色の文字、または暗い背景に濃い色の文字を読み取ることが難しい場合があります。 アクセシビリティを改善するために、十分な色のコントラストのある文字の色と背景色の組み合わせを選択することをお勧めします。

暗い背景に明るい色の文字
明るい背景に濃い色の文字

色への非依存

世界の人々の 5%以上が何らかの色覚異常を持っているとされています。 白黒しか見えないという人はまれですが、あなたのバーチャル空間がグレーの濃淡だけで表示されることをイメージしてみてください。


異なる記号や色を使用するように画像を修正することで、より多くのユーザーがゲームプレイや他の内容における違いを見分けることができます:

音への非依存

音声は没入型体験のための優れた追加要素ですが、聴覚障害のあるユーザーや音声を消しているユーザーはバーチャル空間内でのイベントが音でしか伝達されない場合には、戸惑うことになるかもしれません。

以下、電話の着信を音だけで知らせたあと、音映像の両方で知らせる場面を想像してみてください。

ボリュームコントロール

異なる音が同時に再生された場合、圧倒されたり、気が散ったり、聞き分けるのが難しくなることがあります。 効果音、音楽、音声など、様々な音の「グループ」ごとに音量調節ができるようにすることで、ユーザーは自作のバーチャル空間をカスタマイズして、必要なことに集中することができます。

ユーザーが音楽と効果音の音量を個別に変更することができる非常に騒がしいゲームの例を考えてみましょう。