収益化分析

収益化は、バーチャル空間の収益を生み出す能力を測定します。

収益化の指標を表示

バーチャル空間の収益化についての解析を表示する方法

  1. クリエーターダッシュボード作品ページに移動し、バーチャル空間を選択します。

  2. 解析メニューで、収益化を選択。

個人またはグループが所有するバーチャル空間の解析を表示できます。 後者を表示するには、解析のグループ権限が必要です。

収益化ページには、以下の指標が表示されます。

ソース説明
収益開発者製品、パス、コミッション別に計算した 1 時間あたりと 1 日あたりの収益。
コンバージョン率課金ユーザーでもあるデイリーアクティブユーザーの割合。
課金ユーザー数バーチャル空間の関連アイテムを購入したデイリーアクティブユーザー数。
ARPPU課金ユーザー 1 人あたりの平均収益。
ARPDAUデイリーアクティブユーザー 1 人あたりの平均収益。

収益の改善

収益を上げるための大まかなヒントをいくつか紹介しましょう。

  1. 収益化について最初から考えておくこと:ユーザーが何にお金を使うのかやお金を使う理由、将来的に収益化の選択肢を広げていくのかどうかやどうやって広げていくのかなどを検討してください。 バーチャル空間の提供を開始した後で収益化戦略を立てることは、難しいことです。
  2. 短期ユーザーと長期ユーザー向けのデザイン:消耗品と耐久品を組み合わせて購入できるようにし、さまざまなエンゲージメントレベルのユーザーに対して選択肢を与えます。
  3. ショップを最適化する:ユーザーが購入可能なアイテムを見つけやすく、その価値を理解しやすいようにします。 これにより、確実に分かりやすく使いやすくなります。
  4. バーチャル空間内コンテンツのバランスをとる:割引、限定アイテム、無料アイテムなどは、バーチャル空間内の経済活動を活性化するのに役立ちます。

バーチャル空間内のショップの作成は、他の部分と同じくらい創造性を駆使して配慮することが必要です。 ユーザーは、バーチャル空間をより深く知るのに役立つ、見つけやすいショップを高く評価します。

課金ユーザーのコンバージョン率の改善

課金ユーザーのコンバージョン率は、課金機能やコンテンツに関わるユーザーの割合を測定します。

この指標を改善する方法

  1. コンバージョン率が低い理由を特定する:理由としては、高価なアイテム、アイテムやショップの見つけにくさ、魅力的でないコンテンツなどがあるかもしれません。
  2. 初回購入者向けのウェルカムオファーや割引を検討する:新規ユーザーが課金コンテンツの面白さを試すハードルを下げることができます。
  3. 購入ファネルを分析して問題点を特定する:考えられる問題として、購入フローにおける不明確または分かりにくいステップや、ユーザーがプロセスを完了する際に邪魔になるものなどがあります。

課金ユーザー 1 人あたりの平均収益(ARPPU)の改善

ARPPU は、リピート購入者の購買行動を測定します。

この指標を改善する方法

  1. さまざまなエンゲージメントレベルの購入オプションを追加します。 一度だけ購入するアイテムだけでなく、消耗品、補充品、ゲーム内通貨など、定期的に購入したいユーザー向けに繰り返し購入できるアイテムも含めます。
  2. 購入可能なさまざまなアイテムを提供します。 利用可能な販売アイテムが限られている場合、ユーザーが何か新しいものを購入したいと思っても、新たに購入できるものが何もないという可能性があります。 最も売れているアイテムを見つけ、それらの製品を拡張して、ユーザーにより多くの選択肢を提供しましょう。
  3. 季節のアイテムを追加します。 季節のアイテムは、特定の休日や現実世界のイベントに関連した楽しさやワクワク感を作り出すことができます。

デイリーアクティブユーザー 1 人あたりの平均収益(ARPDAU)の改善

ARPDAU は、課金ユーザーのコンバージョン率と ARPPU の組み合わせです。

ARPDAU を改善する方法

  1. さまざまな価格帯でのアイテムの提供。 バーチャル空間アイテムに Robux を少ししか使わないユーザーもいます。 幅広い価格帯でのアイテムを販売することで、消費行動の異なるユーザーにも対応できます。
  2. リテンションとエンゲージメントの改善。 長期にわたってユーザーをバーチャル空間に関わらせることは、収益化の機会を増やすだけでなく、愛着や購買意欲を高めることにもつながります。

ARPPU が高く、ARPDAU が低い場合、ユーザー全体で限られたグループからの収益であることを示唆しています。 より幅広いオーディエンスをターゲットにして収益化のバランスをとり、長期的な成功を目指して ARPPU と ARPDAU の両方を改善します。